1月26日、雑誌「ビッグ・イシュー」の
パーティーに行ってきました

 先日、とても和やかな雰囲気のパーティーに行ってきました。26日の土曜日に表参道で開かれた雑誌「ビッグ・イシュー」のパーティーです。ビッグ・イシュー基金の会員になっているので、招待されました。でも、一参加者として、後ろの方でアトラクションを聞いていたり、おいしいスローフードを堪能したりしていました。有名な人もいましたが、来賓のような扱いはなく、皆平等でした。

 そんな肩のこらないパーティーは、正直ほっとします。

 この「ビッグ・イシュー」という雑誌は、ホームレスの人が販売していることで有名ですが、内容もかなり充実しています。若い人向けに良質のエンターテイメント情報を提供すると同時に、社会性のある記事も結構あります。エンターテイメント関連の記事も、オルタナ系の志向ですし、概して、欧米でいうならば、ユース・カルチャーの雑誌です。

 ホームレス問題が原点であるという点で、社会的排除の問題を重視しているのはもちろんのこと、持続可能な社会を考える上で欠かせない、スロー・ライフ的な視点も加味した大変面白い内容になっています。僕自身も、こうした問題は、政治活動上でも研究上でも、重要なテーマだと思っておりますので、参考になることが大変多いです。これからもビッグ・イシュー的な視点で活動が展開できたらと思っております。

 そこでなによりもいいのが、このパーティーに結構若い人がいたということです。全体からみれば少数なのかもしれませんが、社会問題に関心を持ちながら、なおかつクールな感性を持っている若い人たちの存在は、これからの日本の社会を考える上ではやはり肯定的にとらえるべきでしょう。政治的には難しい点もありますが、少なくとも研究においては、こうした人たちにアピールしていくことが大切な気がします。

 社会運動と政治の関係をストレートに結びつけるのは短絡的で危険なのですが、今の社会状況の危機的な事態を考えますと、アウトノミア的な方向や、オルタナ的な志向を持ったユース・カルチャーを表象する政治的言説は、とても大切になっていくと思っております。これが現在の政治活動のテーマであると同時に、学問的なテーマでもあるのですが。

 いずれにしても、今回のパーティーはいろいろなことを考えさせられましたし、非常に楽しいものでもありました。これからもこうしたテーマ、及び「ビッグ・イシュー」についてはブログなどでも取り上げていきたいと考えております。

(2008年1月28日/ブログより転載)

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